こんにちは!いつきです!
当ブログでは、
・育児中でもゆとりある時間を創る
・経済的余裕の基盤「貯める力」を育てる
を2大テーマにしていますが、この記事は「貯める力を育てる」まとめ記事です。
2018年から「脱社畜」を掲げ、試行錯誤の結果、
子供3人、1馬力でも年間300万円の入金力を持ち、
年に1回は家族で飛行機旅行を楽しむ筆者が、
「お金の貯め方」をガチで解説したいと思います。
子育てしながらの貯金はハードな取り組みです。
やり方を間違えると心まで貧しくなりかねません。しかし決して不可能ではありません。
筆者が悩み、試し、現在進行形で改善を重ねている取り組みをご紹介します。
なお、実際の家計簿を月次で公開していますので、生々しい数字を知りたいからは下記リンクに飛んでください。
マインドセット:今が一番の貯め時!
まずは意識を変えましょう。
子供が小さい「今」が一番の貯め時です。
子育て費用は養育費・教育費の2つです。
被服費、塾や習い事、高校や大学の受験費用、学費、
子供を育てるには多額の費用が発生します。
子供にかかる費用は成長と共に増加する一方、
貯められる期間は短くなります。
今、貯められないからと言って、
後回しにすればより多く貯める必要が出ます。
まずは「今できること」にフォーカスし、
家計を把握し、改善に向けて行動しましょう。
「投資」に頼らない
次に、投資に頼らないようにしましょう。
多くの本やサイトで「資産運用」を挙げるケースが多いですがおすすめしません。
理由は以下2点です。
①元本(元手)が小さければ効果が低い
②外部要因に大きく左右される
①元本が小さければ効果が低い
運用するためのお金「元本」をベースに考えてみましょう。
10万円を運用して10%稼ぐと1万円、
1,000万円を運用して10%稼ぐと100万円。
1,000万円を運用して 1%稼ぐと10万円です。
まずは「貯める」から始めましょう。
入金力を高めておくことで、運用悪化時でも入金ができる家計体質にしましょう。
②外部要因に左右される
私自身も資産運用をしていますが、大なり小なり市場動向に左右されます。中長期ではプラスが見込めるものの、足元では短期的な下落も十分に起こります。
貯める力があれば、下落時の安いタイミングでも追加投資できるなど、「入金力」が光る場面もあります。運に頼ることなく、余裕資金を投下し続けられることが一番の精神安定になります。
お金を貯める3つの基本
筆者が基本とするものは以下3つです。
「記録」「節約」「ポイ活」です!
それぞれ解説していきましょう。
記録(家計簿)
お金を貯めるには、家計簿が必要。誰もが知ってますね。
家計簿を付けないことは、体重計を使わないダイエット、タイマーを使わないマラソン競走と同じです。
重要なのは「記録」に時間と労力を割かないことです。
手書きの家計簿は、一つ一つの消費に向き合えます。
しかし、クレジットカードや電子マネー、自動引落の決済を拾う手間は相当なものです。
エクセル家計簿も、自由度はありますが収集の手間が大きい。
大切なのは家計の「記録」ではなく「改善」です。
そこに余力を残しておきましょう。
現代はアプリの開発が進み、無料版でも十分な家計簿作成が可能です。
筆者は家計簿アプリ「マネーフォワード」の無料版を使い、今は有料版に切り替えています。
(1週間分を10分でチェック)
【無料版の記事についてはこちら】
無料でも十分?マネーフォワードMEで簡単家計簿
【有料版の記事についてはこちら】
元は取れるの?マネーフォワードMEプレミアムサービスを使い倒す方法!
家計簿を付けたら、ここからが始まり。あなた(家族)の価値観に則り「良い消費」「悪い消費」に振り分けましょう。
他人軸ではなく、自分軸で支出を省みることが大切です。自分の価値観に反する節約は長続きしないからです。
節約
節約は生活の満足度(QOL)を下げずに支出を抑制することが大切です。
また、家計支出は「変動費」「固定費」「特別費」に分類されます。簡単な特徴と対策を記載します。
変動費の節約
変動費は、食費や日用品、被服費など消費量と支出額が比例するものです。
そして、生活の満足度に直結しているため、変動費の節約=満足度の低下となるため、節約するなら固定費、特別費を先に減らすべきとも考えます。
また、セール日やポイント増額日の買い物が「節約」と謳われますが、当サイトでは後順位です。
変動費の節約は、1日中支出をしない「ノーマネーデー」(NMD)を最も推奨しています。お金を一切出さずに満足度の高い日を送ることで、家計のデトックスを図ります。
その他、ふるさと納税を活用した食費、日用品の節約、ポイント増額日の買い物などを推奨しています。
固定費の節約
固定費は家賃や通信、保険、水光熱費など生活の基盤になるものです。
節約が難しい所かと思いがちですが、情報技術やサービスの発達で大いに見直す余地が生まれています。
また、固定費の節約は半永久的に続くため、その効果は不労所得と同じです。
筆者は、固定費で削れる費用を資産効果で考え、節約の是非を検討します。
例えば、月5,000円(年6万円)の節約を、4%の利息を生む資産で賄うとすると150万円の資産が必要になります。
東証のTOPIXは年間配当利回り2%程度なので、それで換算すると300万円相当の資産で利息を生むことと同じです。(運用は値上がり/値下がりもありますし、配当利回りは変動します)
荒っぽい換算方法ですが、固定費の節約効果はそれほどの価値があるとお伝えしたいです。
特別費の節約
特別費は、誕生日や旅行、家電の故障など日常生活では出てこない突発的な支出です。
特徴としては、頻度が少ない一方で金額が大きく、精神的なダメージが大きい支出です。
対策としては、
毎年発生する季節費用(誕生日や納税など)
複数年に1度発生する偶発費用(車検や家電の故障)
に分けて、事前予測することが大切です。
さらに、旅費などは後述するポイ活で長期の積立が可能です。コツコツ貯めておけば、旅費の大部分を賄うことが可能です!
ポイント活動(ポイ活)
ポイント活動(ポイ活)は、店舗利用のみならず、クレジットカードやポイントサイト利用によって得られるものもあります。
そしてポイ活は奥が深く「収益性」「汎用性」「資産性」が千差万別です。自身の価値感に合う形で組み合わせることで、生活の質(QOL)を高く保ちながらキャッシュアウトを避けることが可能となります。
筆者の例では「お金を貯める一方で、家族旅行は楽しみたい!」という価値観を重視して
・楽天ポイント
・Marriott Bonvoyポイント
・ANAマイル を意識的に貯めています。
楽天ポイント
皆さんもよくご存知の「楽天ポイント」。実は、やり方によっては高還元どころか「錬金術レベル」のポイント獲得が可能です。
それは、
①楽天SPUを上げてから
②楽天お買い物マラソンで
③楽天ふるさと納税を
④ポイントサイト経由 で行うことです!
我が家は赤ちゃんのオムツをはじめ、高級イチゴ「あまおう」やマンゴー、シャインマスカットなどスーパーでは買えない高級フルーツ、ミニトマトなどの食品や日用品を中心に寄付をしています。
ポイントサイトを経由して寄付することで、追加のポイントを獲得し、それをマイルに換えることでさらに収益性を上げていきます。
(約76,000円分の楽天ポイント)
Marriott Bonvoyポイント
マリオット系ホテルチェーンの共通ポイントです。「SPGカード」と呼ばれるクレジットカードの利用で貯めています。
年会費は34,100円とプラチナカード級のクレジットカードです。
貯めたポイントでラグジュアリーホテルに無料宿泊できる他、更新の度に50,000pまでのホテル宿泊が無料となる特典(サーティフィケート)を受け取ることが可能です。この無料宿泊特典だけでも、年会費が賄えるレベルです。
さらに、カード保持者は「ゴールドエリートランク」へ格上げされ、宿泊する部屋を無料アップグレードされたり、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなど、様々な特典を受けることができます。
他、提携の航空会社(ANA、JALを含む40以上)のマイルへの交換も可能です。しかも、ポイントを買うことができるため、端数の処理に困りません。
無料宿泊がお得!家族旅行に最適なSPGカードの7つのポイント
航空系マイル
航空系会社のポイント制度「マイル」は、貯めたマイルで飛行機代を賄えるという極めてコスパの高いものです。
通常の航空系クレジットカード利用や飛行機利用では、なかなかマイルが貯まりませんが、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに換えると、驚くほど高還元でマイルを貯めることができます。
筆者はANAの上級会員「SFC」ホルダーであり、マイルの価値、マイルの貯め方について解説します。
まとめ
お金を貯める方法はいくつもありますが、小手先で終わりやすいものがほとんどです。
まずは、最小限の時間と労力で支出を記録し、振り返り、改善することを考えましょう。
そして、生活の質(QOL)が下がらないレベルで変動費/固定費/特別費の節約に着手しましょう。
節約に加え、ポイ活を有効に機能させることで、あなたの貯める力はぐんと上がり、かつ満足度の高い生活を支えることができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。