家計を改める

元は取れるの?マネーフォワード ME プレミアムサービスを使い倒す方法とは?

今は家計もアプリで管理する時代。

手書きの家計簿は1つずつ支出をチェックできる一方、作業量が膨大です。

家計簿は、家計を改善してこそ真価を発揮するもの。支出の記録に費やす手間や時間は最小限に抑え、家計の改善に労力をかけるべき。と筆者は考えます

家計簿アプリの中でもトップシェアを誇る「マネーフォワード ME」。筆者は無料版を1年使った後、有料版(プレミアムサービス)に切り替えて2年が経過しました。

当初は「月額500円も払う意味があるのか?」と懐疑的でしたが、今となっては「もっと早くからやっておけば良かった」と感じています

しかし、プレミアムサービスが万人に向いているとも思っていません

この記事では、マネーフォワードMEプレミアムサービスの以下のポイントについて解説し、「お金を払ってまで、手厚いサービスを受ける必要があるのか?」と悩んでいる方の判断材料としていただければと思います。

この記事で分かること

・マネーフォワードの特徴
・無料版との相違点
・有料版で良かったと感じた機能
・有料版が向いている人
・プレミアムサービスのデメリット

マネーフォワードとは

株式会社マネーフォワードは2012年に設立、家計簿アプリ「マネーフォワードME」をリリースしました。今は個人向けだけでなく、個人事業主や法人向け金融サービスも提供しています。

マネーフォワードMEの2021年4月時点の利用者数は1200万人(無料版)を突破、プレミアムサービスは30万人を突破し、「家計簿アプリと言えばマネーフォワード」とも言われる存在です。

アプリはこちらから登録可能です。

無料版とプレミアムサービスの違い

マネーフォワードMEには「無料会員」と「プレミアム会員」に分かれ、サービスの違いは下図の通りです。これだけ見ると「無料版は全然ダメ」と思えてしまいますが、使用しないサービスもあるため、有料版を使って良かったと思える点を後述します。

公式ホームページより引用

  • *1 Web版サービスの料金。iOS・Androidアプリを通じてプレミアムサービスに登録する場合は、アプリ内に表示されている金額になります。
  • *2 取得済のデータが対象となります。
  • *3 一括更新対象外の口座が一部あります。
  • *4 プレミアム機能はアプリ版が対象です。
  • *5 アプリ版ではご利用いただけません。

有料版で良かったと感じた機能

データ閲覧可能期間

まずはデータの閲覧可能期間が「無制限」です。1年期限の無料版とは違います。

支出は季節要因が強く、家族の誕生日やクリスマス、自動車・マイホームの「固定資産税」などが、月によって突発的に発生する支出項目が多いです。

家計の改善に取り組む際、「去年と比べてどうだったか」というデータが大切になるため、昔まで遡って確認できることは、家計改善に大きく役立ちます。

口座連携数が無制限

次に、連携できる口座数が無制限です。無料版では10口座までです。

クレジットカードや銀行口座だけでなく、電子マネー、証券口座、個人年金まで範囲を拡大することができるため、収支のみならず資産・負債まで管理可能です。

最近では、金融の自由化が広まり、至る所で●●銀行や●●ペイと言った決済サービスが乱立しています。そして、顧客囲い込みのために、口座開設や電子マネー利用にインセンティブを付けて、自社のサービスを利用するように仕向けています。

消費者は高還元を受ける一方で決済手段が分散し、管理コストが上昇するというデメリットが生じます。しかし、連携口座数が無制限であれば、制限なく口座連携することが可能です。

筆者は、プレミアムサービスを使い、電子マネーも含めて30超の口座と連携しています。また、ソニー銀行をメインバンクとして口座引落の資金手当てを行っています。下図は連携している銀行・証券です。

連携口座情報の一括更新

プレミアムサービスでは、データ更新を一括で行う機能が備えられているため、更新にかかる手間がほとんどありません。一括更新ボタンを1つ押すだけで一斉更新してくれます。無料版では連携口座を1つ1つ更新する必要があり、ストレスがかかります。

資産負債のグラフ表示

次に資産/負債のグラフ表示です。自分の資産がグラフで表示され、クレジットカードの引落し等で大きくお金が減ると、心理的にストレスがかかります。

人は同じ情報でも、視覚から得られる情報が多いため、イメージにする脳に刻み込まれ、節約を意識するようになります。

また、証券口座など日々変動がある口座は、値動きを把握しながら全体の資産を考えることができるため、整理しやすいです。

〈資産グラフイメージ〉

〈負債グラフイメージ〉

【ポイント・マイル有効期限表示】

次に、筆者が「元を取れる」とお伝えできる要素としてポイント・マイルの有効期限表示があります。

多くのポイントカードを所持していると、細かい有効期限の管理は難しくなります。プレミアムサービスでは、全て連携できるわけでないですが、ポイント有効期限の表示機能があるため、期限切れという取りこぼしを防ぐことができます

筆者は楽天のヘビーユーザーです。楽天ポイントはザクザク稼げる反面、有効期限が2か月以内の「期間限定ポイント」が多く、この有効期限表示機能を重宝しています。

高還元のポイントには必ず「期限」という制約が付きます。取りこぼしを防がなければ、ただ単にキャンペーンに振り回されて終わりとなってしまいますね。

口座引落の残高不足表示

他には、クレジットカードの引落額を集計し、引落口座に資金がなければアラートする機能があります

カードの引落額が確定すると通知が来るため、カード利用情報や銀行口座を個別に見に行く必要がありません。

筆者は下記のネット銀行を使って資金を充当しているため、ATMにお金を入れに行くという手間を省いています。

プレミアムサービスが向いていない人、向いている人

以上のように、プレミアムサービスでは収支の管理に関わらず、資産/負債の全体を見渡す機能やポイントの期限管理、口座引落のチェックが可能です。人によっては、上記サービスが過剰となってしまう場合もあるため、プレミアムサービスが向いていない人、向いている人について記載します。

向いていない人

プレミアムサービスが向いていない人は、基本的に現金で決済し、クレジットカード、電子マネーを使わない人です。

また、銀行口座も1つか2つしか持たず、証券口座やiDeCoなど資産形成用の口座も持っていない方は、プレミアムサービスが不要となります。

現金決済であれば、わざわざ家計簿を入力したりレシート撮影する方が面倒になります。

向いている人

一方で、クレジットカードや電子マネーを使い分けてキャッシュレスの恩恵を受けようとする方生活用口座に加えて資産形成用の口座を持っている方には、プレミアムサービスが向いています。

より効率的な使い方とは

振込手数料無料のネット銀行を駆使する

口座引落情報をプレミアムサービスで確認すると、中には引落額が口座残高よりも多く、資金手当てをする必要が出てきます。

振込手数料が数回無料になるネット銀行を使うと、ATMに並ぶことなくスマホひとつで資金を充当することができます

筆者はソニー銀行に1000万円以上預けてドルで一時運用するスタイルを取っているため、毎月11回まで振込手数料が無料です。

デビットカード、電子マネーの使用

プレミアムサービスはデータ更新頻度が高い一方、クレジットカード自体のデータ更新が遅い場合があります。カードによってまちまちですが、中にはデータ反映まで10日程度を要してしまうケースもあります。

筆者は、変動費をデビットカードか電子マネー払いにして、ほぼリアルタイムでデータ更新できるようにしています。

独自家計簿の作成

プレミアムサービスを導入した方におすすめしたいことの一つに「独自家計簿を作る」があります。

家計簿の目的は、単なる記録ではなく家計の改善です。そのためには、今後のアクションについて自分軸で確りと戦略を練る必要があります。

また、夫婦での家計運営において価値観の共有が最も大切と考えています。子供の教育について、家や車などの耐久財について、どの程度のレベルでお金を使っていくかを事前に相談しておくことで、いざライフイベントに臨んだタイミングで言い争いになるリスクを抑えることができます

互いの価値観を擦り合わせる時間を確保して、より充実した家計運営を目指してもらいたいと思います。

マネーフォワードのデメリット

情報漏洩リスクがある

口座連携には銀行・クレジットカードのIDやPW登録が必要です。マネーフォワードのセキュリティは高く、残高の参照に限定してPW等を使用するようになっています。

メガバンクのような所は口座連携のための対応は行われていますが、地銀や信金などでAPI対応に消極的な場合、乱数表などの入力が必要になる場合があります。

万が一を考えて、乱数表の入力は避けるなど自営の策は必要になりますので注意しましょう。

連携口座の再認証が必要

一定期間過ぎると再認証が必要になり、接続エラーが起きます。
多数連携していると、どこか1つは連携エラーが出てきます。頻繁にPWを変える必要がある口座だとモグラ叩き状態になるため、放置するか連携を解除することをおすすめします。

プレミアムサービスを無料で利用する方法

プレミアムサービスは月額500円(年払いだと少し安くなります)ですが、以下の方法で実質無料とすることが可能です。

1カ月間お試し利用

マネーフォワードのアプリ登録時、1か月は有料サービスを無料で試すことができます。

まずは有料版を試してみて、その後無料版に切り替えてみると自分が無料版でも問題ないか、有料版をやるべきかを実感できます。

有料版では利用できるサービスが多いですが、使わない機能が多いのも事実です。是非1度、自分自身に合うか試してみましょう。

\1か月間お試し無料、いつでも解約可能/

マネーフォワードでんきを申し込む

自宅の電力会社を「マネーフォワードでんき」に切り替えると、プレミアムサービスが無料で使えるようになります。さらに、東京電力、関西電力時の料金から3%安くなるというシンプルな設計であり、プレミアムサービスをお得に使う方法としておすすめです。

まとめ

プレミアムサービスは、単純な家計簿と考えると割高です。しかし、ポイントの期限切れ通知や資産/負債のグラフ表示は記録以上の節約効果が得られるため、十分元は取れると考えます。

また、家計簿は単純な過去の振り返りではなく、家計改善のアクションの元となるデータであり、データ作成にかかる手間と時間が少ないほど、改善のアクションに時間を割くことができます。

幸い、プレミアムサービスは期間限定ですが無料体験できるため、10口座に限定してプレミアムサービスの無料体験を実施し、期間経過後は無料版で運営、といった方法も可能です。

無料版で運営してストレスがなければ無料版で続けて、ストレスを感じるのであればプレミアムサービスに戻してガッツリ利用する、という2段構えをしてみては如何でしょうか。

\いますぐ使ってみる/

無料版についての記事はこちらです。

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