2021年1月にブログとTwitterを始めて早5か月。夢と希望を掲げ、共にブログを立ち上げ励まし合った同期のほとんどが更新の手を止め、かろうじてTwitterで生存確認できるレベルになりました。
自分自身もスローペースでようやく50記事に到達しましたが、ここまでの苦悩と自分の考え方、実践した継続の工夫をご紹介したいと思います。
ブログ投稿数
1月にブログをスタートし、3か月経過までは頑張りましたが、4月~5月にかけて一気にトーンダウンしてますw
1月 16記事
2月 9記事
3月 10記事
4月 7記事
5月 8記事
概ね、月に10記事程度を目指していましたが、迷走期の4月~5月は正直苦しかったです。また、3連休やGWにまとめてアップした記事が多数あるため、週に1記事投稿ペースでした。
筆者が直面した苦悩5選
ブログを継続していく上では、記事の内容だけでなく、SEOの知識、WEB設定の知識、デザイン等、多くの壁が存在しますが、精神的な壁が最も高いと感じています。その中でも、辛かったもの5つを選抜してみました。
書けば書くほど難度が上がる
まずは生命線といえるブログ記事。最初は自分が書きたい記事をなんとなく書いていましたが、ブログを勉強するほど難度が上がりました。キーワード選定、競合調査、タイトリングや見出し、網羅性、内部リンク、アイキャッチ。同じレベルであれば早く書けているはずですが、ゴールがますます遠くなり、時間とエネルギーを消耗します。
時間が確保できない
次は時間の問題。ブログ初心者は自分の型が決まるまで手探りのため、多大な時間が必要です。パパママブロガーにとっては死活問題で、生活の隙間時間しかブログを執筆できません。希少な休憩時間を全てブログに費やしたとしても、1記事かけるかどうかのレベルであり、パパママとブログの相性は悪いと言わざるを得ないと考えます。
ブロガーという言葉は一括りですが、実際は独身、DINKSに比べるとパパママブロガーは圧倒的に作業量が劣ります。忍耐と時間繰りのスキルが求められました。
自分の得意ジャンルがYMYLだった
Googleの検索機能において、自分の書いたブログが上位に表示されるかどうかは相対比較です。競合の多さと、競合のレベルによって上位表示されるかどうか、ある程度予想が可能です。しかし、自分の得意ジャンルは競合多数、レベル高、しかもGoogleが個人ブログを上位表示しないように設定されているYMYLジャンル(お金や健康に関する情報)でした。つまり、得意な記事を書いても上位表示は極めて困難です。ブログの教科書でも禁忌とされるYMYLジャンルの記事を20本程度書いていた自分にはかなりのショックでした。
5年後、10年後も続けられるか不安になった
ブログを始めた時は、継続することの大変さを見積もることなく走りだしましたが、雑記ブログをこのまま続けられるか?という疑問が浮かびました。少ない隙間時間を使い、必死でブログを書いても大してpvもなければ収益も出ない、そんな未来が浮かびました。
後続に追い抜かれる
自分の後に出てきたブロガーさん達の中には、才能と努力の両方を持った人もいます。そんな人がTwitterで収益報告をアップし、多くのいいねが集まると、自分に才がないこと、時間がないことが口惜しく思えてしまいます。
自分が開き直れた考え方
Twitterでは平静を装っていましたが、特に4月の低迷期は落ち込みが激しく、GW辺りでストップするのではないかと思いましたが、なんとか自分の強みを再確認し、続けることができました。
特化ブログ移行
雑記ブログで迷走している中で、「自分の何を他人にギブできるのか?」と考え続けてましたが答えが出てこず、悶々としていました。ただ、Twitterの人たちのブログを見ながら、漠然とした自分の強みが分かってきました。
「お金」ではなく「貯める」に特化したブログにする
3人育児の経験を生かして子育ての時間創出をサブテーマに置く
100人に1記事見てもらうより、10人に10記事見てもらう
ブロガーであれば検索上位表示を狙うのが王道です。ただ、YMYL系はそもそも上位表示が困難であるため、SNSを通じた「関連性のある記事群」で勝負する戦略に変えました。
得意ジャンルの定例報告を入れる
家計簿を月次で報告する中で内部リンクを張り巡らせ、適切な記事へ誘導するスタイルを入れました。全体を管理する必要はありますが、読み心地の良いサイトにすべく、デザインを大幅に変更しました。
ブログを続けるためのコツ
継続のコツは人それぞれですが、筆者が試行錯誤した結果、ご紹介できるコツをいくつか列挙します。少しでも役に立てばと思います。
ブログ環境を整える
ブログは想定よりも時間と労力がかかるため、Twitterなどの誘惑に負けてしまうことが多々あります。筆者がやっていた工夫を箇条書きにしました。
1.ブログ執筆のYoutubeを流す
2.Twitterでブログ執筆(夜活)宣言をする
3.予約投稿して期日に間に合わせる
4.炭酸ジュース(炭酸水)で眠気を飛ばす
Twitterでブログ仲間と絡む
ブログ執筆は孤独との闘いです。周りにはブログを書いている人はいません。(ブログ書いてるなんて自分から言う人は普通いないですね)
しかし、Twitterでは全国のブロガーが集まってる場所ですらあります。中にはブロガー向けに商材をセールスする人もいますが、薄っぺらい文句を並べているケースが多いので、本当に親切な人かどうかは比較的分かりやすいです。
他人の収益、フォロワー数を気にしない
Twitterでは、短期間で収益を上げた人が多数存在します。自分は才能がないと思ってしまうこともありますが、得意・不得意が違えばジャンルや見せ方、発信の仕方で大きく異なります。焦るネタがほとんどなので、本当に自分に近しい人のみ祝福するなど、できるだけ収益発生の報告から距離を置きましょう。
お気に入りのブログを見てテンションを上げる
その他、色々なブログを見ながら「こんなブログを作りたい!」と思えるブログ(目標)を1つでも作りましょう。デザイン、記事の構成やフォント、内部リンクを隅々までチェックし、自分が何故そのブログに惹かれるのかを明確にできれば、自分のブログをどう変えれば良いか分かってきます。
今後の目標
今後の目標については、100記事を目指す!!ではなく、逆に減らすつもりです。
初期のイケてない記事をスクラップして、より読者の悩みを解決できるようなスタイルに変えます。記事数を増やすと、内部リンクやSEO用のリライトができなくなるためです。
一方で、Twitterを積極的に活用します。実は今まで意識的に発言を抑えていました。
仕事、3人育児の後のブログは圧倒的に不利だと分かったので、前半戦は自分のブログを書くことに集中しました。おはツイだけはやってましたが、自分のツイートがおはツイだらけとなりBot君みたいになってますw
ASPも全て1発合格してましたが、ブログ執筆を第一にして50記事中2記事しかASPを貼っていなかったため、本格的に商品リンクにもタッチします。
今後の戦略は以下の2つです。
ブログ:リライト中心に切り替え(GRC有料版を導入)
Twitter:リプやイベントに積極的に参加
最終的な目標は、一見の読者でも20~30記事見たくなるブログを作ることです。
YMYLは難度の高いテーマですが、普遍性があるため継続しやすいものでもあります。貯金は増えたり減ったりしますが、その過程を皆さんに楽しんでもらうことで、良質な記事を作り上げていこうと思います。
まとめ
ブログ執筆は初心者にとって多大な時間とエネルギーがかかります。
しかも、周りで生き残っているのは猛者ばかりで、自信をなくしてしまう場面が多く存在します。しかし、自分が続けられる工夫を考え、トライ&エラーを繰り返すことで確実に前進します。仲間を作り、辛くても楽しいブログライフを送りましょう!