せっかくの休日。家族で居られる貴重な時間なのに、何故かママの機嫌が悪い、そんな経験はありませんか?逆にママの立場で考えると「パパに対して、どうしてこんなにイライラするんだろう」と思ったことはありませんか?
何故か嚙み合わない2人の気持ち。その原因と対策について、ポンコツパパ代表の私が解説します!
パパが「我が家の長男」になってないか?
ママは日頃、家事に育児に仕事にと神経をすり減らし、自分のやりたいことを全て後回しにしてる状態です。
特に子供が小さいうちは、ご飯はもちろん、トイレすらゆっくり座れないほど子供の対応に追われます。
そんな疲れたママが、休日に自分の好きな事だけをやろうとするパパに抱く感情を想像できるでしょうか?土日が休みだからといって、羽を伸ばそうと考えているパパは注意しましょう。
もちろん、パパだって仕事に励み、キャリアを積み、収入を得るために一生懸命です。しかし、仕事は仕事。家庭でのパフォーマンスは別物、という認識がない時点で格差が生じていることに気づきましょう。
「ママファースト」という視点
休日は、ストレスフルなママを効率的にリフレッシュさせることを第一に考えましょう。
そのためには、ママを起点にして休日の予定を組み立て、パパがタスク消化に協力すれば、きっと見直してくれるはずです。
逆に、ママをリフレッシュさせられなければ、パパの評価が落ちていく一方です。
具体的な方法
具体的な解決策に移ります。まずはママの状態を確認しましょう。チェックポイントを3点記載します。
①ママの体調は良いか?
(子供の夜泣きは酷くなかったか?)
②消化すべきタスクはないか?
(買い物、掃除、子供のイベント準備等)
③やりたいことはないか?
(美容室やカフェタイム)
体調回復とタスク消化は最低ライン
上記のうち、及第点を取るならば少なくとも①、②はクリアしましょう。できれば自然に、以下のような聞き方でママの状態とタスクをチェックしてみましょう。
「昨日はよく眠れた?」
「土日で買い物とか用事はある?」
ポイントは、前もって予定を聞いたとしても、当日の変更が当たり前に起こると認識しておくことです。
ママに1人時間を渡そう
買い出し等に目途が立ったら③に移ります。ママに1人時間をプレゼントしましょう。長い時間フリータイムを渡すにはスキルが必要ですが、パパの家事/育児レベルがハッキリと分かりますし、レベルアップにもなります。具体的な聞き方は以下のように簡単なもので良いです。
「子供を午前中/午後/終日任せてもらってもいいけど、何かやりたいことはある?」
パパから突然、上記のような質問が来たらママはビックリします。なので、聞いてから1時間程度はママの回答を待ちましょう。できれば朝一番に質問を投げかけて、食事や掃除が終わるタイミングで確認することをおススメします。
そして、ママのやりたいこと、材料が出尽くした後に、パパがやりたい事、所要時間を伝えましょう。
※ママの一人時間をあげる時の注意
もしパパが子供を連れて出かけるとなった時は、食器洗いや部屋の掃除を全て終わった後に出かけましょう。家事を何もせずに出かけると、ママに家事を押し付ける事になってしまいます。
ママに「ひとりバスタイム」を渡そう
他にもママが喜ぶことがあります。それは「1人でゆっくりお風呂に入る」ことです。これは平日にもできることなので特におすすめ。
ママがワンオペの時は、荒ぶる子供達との格闘で、お風呂は大きな負担です。パパが子供と一緒にお風呂に入り、ママがゆったり入るとどうでしょうか?そして、ママが上がる頃には着替えも歯磨きも寝かしつけまでも終えた状態であれば、ママの満足度は高くなると考えます。
ママがやりたくない家事をする
沢山ある家事の中には、ママが手を付けにくいものがあります。
それは、汚い場所の掃除です。具体的にはお風呂、洗面台、シンクの排水溝などです。水回りは汚れやカビが付きやすく、手入れがしにくい場所です。なんとなく放置して気になっていた場所を、パパがピカピカにするとかなりの確率で喜ばれます。
また、お風呂全体をピカピカに掃除するのも喜ばれます。キレイなお風呂にゆっくり入れると、ママの気持ちはリラックスできますね。
パパが料理をする
パパが料理をすると、夫婦の家事負担は劇的に軽くなります。
料理は、メニュー構想から在庫管理、買い出し、調理、片付けと、脳内の拘束時間が最も長いタスクです。
また、調理中は目が離せないため、他の家事と並走させることができません。
パパが料理できるようになると、ママがやりたかった他の家事に集中できて、家事に要する時間が減ります。
料理の際の注意点
パパが料理をすると、調理ばかりに目が行ってしまいガチですが、料理は一連の作業です。以下3つは守りましょう。
・食材は冷蔵庫にあるものを使う
・調理道具は丁寧に使う
・片付けまでやる
ママをマッサージする
最後は、ママをマッサージしてあげることです。
家事、育児は共に肉体労働です。スーパーで重たい買い物袋を持ちながら言うことを聞かない?子供の手を引き、家でも常に身体を動かしています。
子供が寝静まった後の時間、是非マッサージをしてあげましょう。
マッサージは、身体を相手に委ねる行為でもあり、身体と共に心もほぐされます。
我が家では、肩凝りが激しいため、背中のみですがマッサージオイルを使ってます。アロマオイルも混ぜると香りも楽しめるため、一石二鳥です。
まとめ
子供ができると自分の時間は激減します。しかし、パパと比べてママは自分を犠牲にして家事/育児に取り組む傾向にあるため、まずはママをリフレッシュさせ、家庭に余裕と笑顔を取り戻しましょう。そして、お昼のゴールデンタイムに1人時間をプレゼントし、1人の人間としての自由と尊厳を取り戻してあげましょう。
パパは自分の時間を全て差し出すのではなく、どのように予定を組めばママはエネルギーをチャージできるのかを考え、予定を組みましょう。
その他、土日の過ごし方について記載した記事はこちらです。