家計を考える

楽天市場のSPUとは何か?楽天経済圏で必須の知識を解説!

この記事は、以下のニーズのある方におすすめです。

・楽天のサービスをお得に利用したい

・SPUの仕組みについて詳しく知りたい

SPUとは何か?

正式名称は「スーパー ポイント アッププログラム)の略語です。
楽天経済圏のサービスを利用すればするほど還元率が上がる仕組みです。

楽天が発行するクレジットカードで決済したり、
楽天銀行で口座開設して決済したりすると、その利用状況に応じてポイント還元を受けられます。
最大で+16%の還元を受けられますし、別の記事で記載する「楽天お買い物マラソン」のポイントも合算して受けられることが最大のメリットでもあります。

SPUの対象サービスは全てやったが良いのか?

大事なのは「自分で取捨選択する」ことです。
まるでゲームを攻略するように、サービスの利用範囲が広がるに連れて
還元率がアップするため、目的と手段が逆転する危険性があります。
目的と手段を混同してしまうと、お得になるはずのものが、不要なサービスまで手を出しかねないので注意ですね。

本記事では、以下2つの軸で、4つのジャンルに分類しています。

・費用対効果(サービス利用時のコスト)

・撤退時の経済的損失
(サービスを止める場合のコスト)

また、楽天では無条件で+1%の還元が付くため、そこから起算して+〇%となります。

1.年会費負担なし、ノーリスクで利用できる安心サービス

楽天カード(一般クレジットカード)

年会費無料のクレジットカードです。
楽天市場での購入時、決済すると+2%の還元があります。
ポイントサイト経由で申し込むと、それだけでも高額のポイント還元があるため、
サイト経由で申し込みする事をおすすめします。

楽天銀行(クレジットカード引落口座に指定)

コンビニATM引き出しも一定回数まで無料と利便性の高い銀行。
上記の楽天カード引落口座に設定するだけで+1%の還元が受けられます。

楽天証券

ネット証券大手で口座管理料は無料で手数料も低く、取り扱い商品が豊富なサービス。
最低500円のポイント投資コースを設定するだけで+1%の還元が受けられます。

2.費用負担あるが、コスパの高いサービス

楽天保険

保険サービス利用で還元率が+1%となる楽天保険。
生命保険や損害保険などの商品を定期支払いすると還元があります。
その中でも筆者は「自転車保険」をお勧めします。
自転車保険は法令で義務化されている一方、既存の保険に乗せるには費用が割高です。
こちらも一部改悪が起こり、ある程度の保険料を払わなければ恩恵を受けられなくなってきました。やはりコスパを見ながら都度判断するのが良さそうです。

楽天Mobile

最近CMでも目にする携帯電話サービス。
月額2,980円というシンプルな料金設定で1年間無料、しかも解約費用も無料と、大手キャリアからの顧客獲得のため相当力を入れて展開しています。

3.イベント時に利用するとお得なサービス

3つ目の区分は、お買い物マラソンのようなイベント時に一時的な利用をするものです。
SPU対象サービスの中には、「サービスを利用した月のみ有効」というものがあります。
以下の5つは、毎月利用することなく、イベント参加時に利用する事をおすすめします。
利用のハードルは低く、手軽に還元を受けられるのが特徴です。

楽天アプリ

携帯にアプリをダウンロードし、アプリ経由で決済をすれば還元が受けられます。

楽天ブックス

書籍やDVD、ゲームなどを楽天ブックス経由で購入すると還元が受けられます。

楽天Kobo

楽天が提供する電子書籍サービスです。
1,000円以上の決済で還元が受けられます。
筆者はAmazonを使ってるのでKoboは使っていません。

楽天Pasha

指定された商品を購入しレシートを送り、承認を受けられたら還元があります。
その時々によって対象の商品や条件クリアに必要なPashaでのポイントが異なるため、
筆者はクリアできそうな商品があれば購入するようにしています。

楽天ビューティー

サイト経由で美容院の予約(3,000円以上)をすると還元が受けられます。
こちらも対象月のみ有効なので、美容院にいく必要がある場合のみ利用しています。

楽天トラベル

サイト経由で旅行(レンタカー含む)をすると還元が受けられます。
対象月のみ有効なので、必要がある場合のみ利用する事をおすすめします。
筆者は一度も使ったことがありません。

4.SPUを完全攻略するためのサービス

楽天プレミアムカード

+2%の還元だけでなく、ショッピング保険が付いたり、空港ラウンジが使えたりと
楽天市場の利用以外にも利便性の高いカードです。
年間11万円の利用で年会費をカバーできるクレジットカードです。
ゴールドカードもありますが、2021年4月1日に改悪が起こり、+2%還元は受けられなくなってしまうため、重要度は下がります。
年間50万円程度の決済で元が取れるもので、コスパはイマイチです。

楽天TV

楽天がスポンサーである楽天イーグルスが属するパリーグやNBAの有料配信サービスです。
2021年2月からはパリーグSpecialのみで還元が受けられます。
筆者は利用していないですし、今後も利用することは考えにくいと思っています。

楽天ひかり

楽天が提供する光回線サービスです。
携帯電話の楽天Mobileと組み合わせて申し込むと無料期間があったりするサービスです。
工事費用も少なく、お得なものであることは間違いありませんが、切り替えの手間がかかったり、契約終了する時の手間を考えると、+1倍の還元率はやや低めかと思います。

まとめ

SPUは、「基礎体温」と呼べるように、楽天利用時の還元率を高くしてくれます。
一方、サービスの範囲が広いため、自分で取捨選択することが必要です。
個人的には、上記の1~2まではサービスを利用しておき、お買い物マラソンのようなイベント時に3の必要なものを利用すべきと考えます。

サービス利用は高還元を受けるための「手段」です。「目的」とならないよう、注意が必要ですね。

 

 

 

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